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  • 都立高校入試始まる 今年は採点ミス0へ!

    東京都立高校の入試が2月24日に行われる。合格発表は3月2日に行われるため、受験者やその保護者は1週間やきもきする事だろう。残念ながら希望に適わなかった受験者は二次募集に望みをかけることとなる。二次募集は3月7日に願書提出、3月10日に試験が行われ、翌週の3月10日に合格発表となる。

    多くの子どもたちにとって、人生の最初の分岐点と言っても過言ではない高校入試だが、過去に採点ミスが相次いだため、共通問題を使う学校でマークシート方式を導入するほか、パソコンを使うデジタル採点の導入が行われた。

    2014年の東京都立高校の入試では158校で計1,418件の採点ミスがあり、これにより不合格となった受験生が16名も出た経緯がある。これを受けて2015年は様々な再発防止策をとったが、引き続き99校で合計1,064件ものミスが発生してしまった。

    2015年に東京都教育委員会は記述式問題もパソコン画面上で正解・不正解をクリックで選択する「デジタル採点」を導入し客観的な判断を強めたほか、モデル校20校で初めてマークシートを導入した。その成果として単純ミスは60件と激減したものの、採点の公平性を図るためこれまで学校側の判断に委ねていた記述式問題の採点基準を厳格化したことにより、誤字や脱字を厳しく減点したところ1,004件のミスが発生した。

    今年の高校入試の採点に向けて都立高の教員たちは「採点の練習」に取り組んでいる。パソコンを使用したデジタル採点の導入によって単純ミスが激減したことをうけ、パソコン操作に慣れ親しんでいない教員へは負担が増えるものの、今後も有効な採点方法は活用を続けていく方針だ。

    高校入試の結果ひとつで子どもの将来に影響が出る可能性もある。合否判定が覆るような大きな間違いが起きないよう、今後も全国の教育委員会では採点の正確さが求められる。