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  • 家庭教師による早期古典教育は意味があるか

    classic このページでは、家庭教師による早期古典教育に意味があるのか考えてみたいと思います。昨今、早期教育が注目されており、外国語のほか、古典教育も意味があるのではと言われ、附属学校設置校を中心とした大学でも試験的な取り組みが行われています。

    しかし、まだ国語の基礎ができていない子どもに古典を詰め込むのはいかがなものでしょうか。ここでは、無理のない早期古典教育の導入方法を説明していきます。

    東京の家庭教師でも古典教育への対応は難しい

    そもそも、なぜ古典教育は必要なのでしょうか。諸外国、特に英語圏では、ある程度の年齢になるとラテン語などの原典講読の授業が導入されます。これは、歴史や文化を知るにあたって、古い文献を読みこなす力がどうしても必要になるからです。これは日本でも同じことで、東京都では平成27年に推進校を定めて取り組みましたが、その年限りでの取り組みになってしまったのが現状です。

    理由として、古典教育にはイデオロギー教育が入り込みやすいという危険性があるためです。最近では商工会議所などの主催で、子ども向け素読(漢籍を耳で聞いて覚えさせる)教室が開かれることが増えてきましたが、ここにも思想団体が入り込むことがあります。家庭教師に古典教育をお願いするにも、色々と注意しながら進める必要がありそうです。

    東京の家庭教師に古文の読み聞かせをお願いしてみる

    早期の古典教育で最も効果を上げやすいのが古文に関する教育です。古文は現代文と地続きになっている上、現代文や漢文と違ってセンスが要求されるため、早めの教育を始めることで差がつけやすいと言われております。

    古文を勉強するにあたって、よく重視されるのが文法ですが、これはあまり効果がありません。なぜなら、文法が必要という思い込みが先に立ってしまい、英語と同じような理屈で苦手意識を持ちやすくなってしまうからです。まずは、耳を馴らすことで古文に親しみを持たせるようにしましょう。

    家庭教師には、古文原文と現代語訳を同時に読み聞かせてもらうことで、文法を意識せずに古文を理解できるよう教育してもらうことができます。これは、難関校担当の塾講師も導入している、極めて効果の高い方法です。東京であれば図書館が近く、現代語対訳のついた古文の本も手に入れやすいので、是非活用して下さい。

    東京でも漢文に家庭教師が対応するのは中学からで良い

    古文と違い、漢文は早期教育にあまり適していません。というのも、返り点の技術が必要なのと、ある程度古文の言い回しに慣れた状態でないと、読み下しを行ったところで文章を理解できないからです。そのため、漢文教育は中学校に上がったくらいがちょうどいいと思われます。

    漢文のいいところは、完全に理論が先行するため、理系の素養があるお子様に向いている点です。飲み込みの早いお子様であれば、パズル感覚であっという間に漢文が読めるようになります。大抵の漢文は上中下点まで使いこなせれば読めるため、慣れてしまえば大学入試センター試験の問題を中学生が解くことも可能です。

    東京であれば、漢籍の原典を博物館の展示で観る機会もあります。たまには家庭教師にお願いをして、博物館で課外授業をするのもいいかもしれませんね。

    おわりに

    古典教育で最も大切なのは、苦手意識を持つ要素をあらかじめ潰しておくことです。
    そのためには、文法先行の詰め込み教育を行うのではなく、慣れやゲーム感覚を大切にして教育することが大切です。

    古典に苦手意識さえなければ、高校以降、社会人になってもお子様は自発的に教養として古典文学に親しむようになります。お子様の可能性を引き出し、大学入試まで十分通用するようなレベルの古典教育をしていくように心がけましょう。