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  • 小中一貫校の事業内容の詳細発表

    文部科学省は、全国にある小中一貫校の事業内容の紹介を行っている。小中一貫校はかつてから小学校から中学校への進学に際して起こるギャップに起因する問題解決策の1つとして東京都品川区から2006年より施設一体型の学校がスタートし、現在は北海道から沖縄までひろく浸透してきている。

    中一ギャップという言葉は、小学校から中学校へ進学する際に、学習環境や人間関係の違いによって発生すると考えられている問題である。

    一般的には、主にいじめや不登校などといった問題が発生すると考えられている。しかし実際には、いじめや不登校の予兆は小学校の段階で見えているという調査結果もある。にもかかわらず「中一ギャップ」という言葉が独り歩きし、本当の問題点がどこにあるのかを不明瞭にしている可能性が指摘されている。

    とはいえ、たしかに小学校から中学校への進学により、子どもの学習環境は大きく変わる。小学生の頃は勉強を好きになってもらうような勉強を学校で行うため、進学や試験といった、誰かに評価されるような環境にはない。しかし、中学校に入学すると定期試験というものが存在するため、小学校のころにはなかった「他者から評価される」という環境にさらされることとなる。場合によっては同級生との比較評価にさらされることもある。

    小学校時代と大きく異なる学習に対する向き合い方になるだけでなく、小学校時代に不得意だった教科について、中学校では教師も変わるため、その教科が不得意であることが分からず、中学校入学当初から不得意科目につまずいてしまい、勉強が分からなくなり勉強が嫌いになるケースが出てきてしまう。

    教育という点に関しては、本来は小学校における教育をしっかりと理解しているという前提で中学校の教育が行われる。しかしながら小学校と中学校の教員は別々の教員免許であるだけでなく、個々の児童の小学校における学習進度について全て共有できているわけではない。その解決策として、小中一貫校において教員の情報を共有を進めている学校もある。

    2016年より義務教育学校という名称ができ、全国に小中一貫校も増えているものの数は依然として多くないため、公立学校の中では小中の一貫的な教育は難しい状態である。そのため小学校で不完全であった単元をしっかりと履修できていない状態で中学校の教育をされている場面がまだ多いのである。

    保護者が子どもの教育進度を常に見ることは難しい。しかし、公立学校ではできない小学校から中学校への一貫した学習進度の確認を、家庭教師を活用することで行うことができるのである。

    小中一貫校で小学校と中学校の間で発生しがちな学習に関するギャップが生まれてしまうことを、家庭教師の活用で埋めることが可能なため、こどもの勉強に対して関心のある家庭ではぜひ検討してもらいたい。