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  • 新方式の大学入学共通テスト内容公開

    2020年度からスタートする新しい方式での大学入試センター試験に代わる大学入試テストの内容が公開された。

    現状のセンター試験と異なりマークシート方式を改め、記述での回答が盛り込まれている。また、現実に即した資料を読み解き、適切に回答を表現する力が求められており、実社会で役立つ力が試されていると考えても良いだろう。

    今回公開された国語と数学の問題から、実際の出題様式を読み取ることができる。

    国語の試験は、架空の都市が発行する「景観保護のガイドライン」を読み、その内容を的確に読み取り、適切に表現する力が試される。ガイドラインを読むことに併せて、当該ガイドラインに関する説明会から帰ってきた父親との会話の中で、都市の景観保護による地域の将来的な展望を持つ登場人物の心情を慮る問題もあり、小説を題材にしたものよりも複雑な内容となっていることが伺える。

    今回のテスト内容の公開以前から、行政資料や契約書など現実世界で使用される資料を読み取る問題が作成されることは話されていたが、プラスアルファとして、親子の会話という場面を利用し、その行政資料の中身に関する考察や、資料を読んだ人の意見に対する心情を推し量るといった内容が盛り込まれている。

    使用される内容が現実世界に即したものであるが、現行のテストと同様に、文章の要点を押さえるという点は同じ力が求められているだろう。大きく異なるのは、マークシートではなく、短文で答える問題が出題される点であり、適切な表現力が求められる。

    数学は、とある公園の整備計画を題材にしており、メインとなる銅像が最もよく見える位置の決定を、距離や角度を求める数学的な思考を用いて導き出すことが目的となっている。

    国語と同様に、数学的思考を現実世界でどのように使用するのかが問われており、実際に数学がどのような場面で使用されるのかを考える良い機会になり得るように思われる。また、こちらでも文章を読み解く力が重要である。

    全体的に文章を読み解く力と、表現する力が非常に重要になっている。そのため、多くの文章を読み、要約し、表現する訓練が役に立つだろう。小中学校から新聞を用いた教育が進んでいるが、新聞を読んで要約する訓練は新しい大学入試テスト対策に大いに役立つはずである。

    2020年度からスタートする新制度の試験は、現在の中学3年生から対象となるため、今から家庭教師の利用などでしっかりと対策を立てた方が良いだろう。また、現在の高校1年生も浪人すると対象となるため、念のため対策を立てておくのも良いだろう。新制度の試験勉強は現行のセンター試験対策としても役には立つはずである。

    新制度のテスト内容は大学入試センターのホームページにて公開されており、下記リンクからダウンロードが可能である。
    ダウンロードページはコチラ

    中には正答率が3%と非常に厳しい問題もあったため、難易度の修正が行われることが予想されるが、どういった問題が取り扱われるのか傾向を探るという目的で確認してみても良いだろう。

    新制度の大学入試試験は家庭教師業界でも話題となっている。残りわずか3年で移行するため、大学入試を考えている家庭では、文章力の養成のためにも家庭教師を活用すると必ず役に立つだろう。