• 基礎知識

    東京の家庭教師一覧

  • 卒業生の体調管理

    多くの東京都立の高校や小中学校の卒業式が執り行われる時期となった。都内の多くの学校では今週卒業式が執り行われているところが多いようである。家庭教師などの専属契約も終えるところが多く、一つの区切りを迎えることとなる。受験を経験した児童・生徒の多くは家族で旅行に行くなど、今年一年の疲れを癒している方も多いだろう。しかし、卒業の後にある新たな門出まで残り2週間余りしかないのである。準備期間ともいえる時期に息抜きをすることは大切だが、準備も怠ってはいけない。特に旅行や遊びの予定をたくさん入れてしまうと、しっかりとした準備ができずに、新たなスタートをうまく切ることができないことがあるのだ。

    非常に重要なのが体調管理である。受験を終え、卒業という一区切りを迎えたこの時期には体調を崩してしまう子どもが多い。そもそも今の時期は感染症がまだ流行し続けている時期であり、その時期に予防を怠った状態で人が多くいる場所に出かけると、感染症の罹患リスクが非常に高い。遊びに行きたい気持ちを尊重したいという親御さんもいるだろうが、出かける際には感染症対策としてマスクをさせるなど予防を意識させると良い。この時期に体調を崩してしまうとせっかくの楽しい思い出がふいになってしまうということを伝えれば、子どもも納得しやすい。しかしその実は、この時期に体調を崩してしまうと制服の採寸であったり、次のステージに入る前の準備が滞ることが心配されるからである。また、入学式のタイミングで体調を崩すということもあり得るため、保護者が子どもの体調面をうまくサポートしてあげると良いだろう。

    次に勉強のコントロールも必要である。受験勉強で必死に頑張ってきたのを見てきた保護者は、この時期くらい自由にさせてあげたいと思うかもしれない。しかし、この時期こそ、一日に一時間で良いので家庭学習をするように声掛けを行うことが重要である。遊び過ぎて学業を怠ると、入学したとたんに周囲と差を開けられてしまうことがある。特に高校生活は中学時代と異なり、自律しなければならないことが増える。そのタイミングで周囲との差を感じてしまうと、容易にドロップアウトしてしまうことがあるのだ。そうならないためにも、受験勉強を終えて気が抜けているいまだからこそ、着実に学力を養う必要があるのだ。先取り学習を進めるというわけではなく、苦手な分野を見直すということだけでも効果的である。この時期だからこそ、お世話になった家庭教師に月末まで勤め上げてもらうという選択肢もアリなのである。

    健康面と学業面をしっかりケアしてあげて、受験後のつかの間の安らぎを満喫させてあげることが、受験シーズンを頑張った子どもたちへのご褒美である。苦しい時期を乗り越えた子どもたちを陰ながらねぎらってあげて欲しい。