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  • 新センター試験 英語・国語の内容公表へ

    2020年度からスタートする新センター試験の英語と記述国語の内容が6月に公表される。それに先立ち、英語と国語の大枠について発表がなされた。

    英語に関しては民間試験成績を反映し、各大学がその結果を2次試験受験の資格とするのか、本試験のテストへの加点へするのか等を個別に判断するようである。使用される民間試験はまだ正式には固まっていないが、現在既に多くの大学で利用されている英検・TOEIC・TOEFL等が候補として挙げられている。受験までに2回受験し、成績の良い方を受験に利用できる方針だ。東京や近郊の都市圏、大阪や仙台、福岡、札幌といった人口が多いエリアは受験会場も多く不便はないが、過疎地域であったり交通が不便なエリアに住んでいたりする子どもにとっては、受験そのもののハードルが高いかもしれない。

    記述式の国語の試験は、長文を読み、その内容に関して80~120文字程度で回答するような出題を検討中である。文章に関してはまだ正式に決定はしていないものの、実際の不動産などの契約書を読み、その契約内容に関して懸念される事項などを記述させるといった、実社会で関わる文章を利用する試験が検討されているようである。

    新センター試験の対象となるのは、現在中学3年生の世代である。そのため、3年後に控える新試験へ向けて、今からしっかりと対策をとる必要がある。 まず英語に関しては、実際に英検やTOEICといった試験を何度も受け、会場や試験、出題の傾向に慣れることが重要である。幸い、東京都内や神奈川、千葉、埼玉といった都心エリアでは受験できる会場が多く存在する。1年に英検とTOEICを1回ずつ受験したとしても、残り4~5回受けられるかどうかである。可能であれば中学3年生の時点で受験してみてもらいたい。また、中学2年生以下の学年も同様であり、準備期間が1年以上もアドバンテージがあるので、受験できるものは受けておいた方が良いだろう。

    記述国語の問題に対しては、読書と記述練習をバランスよく行うことが重要である。まずは何よりも文章を読むということに慣れる必要があるため、文章を読む機会が少ない子どもの場合は、文章を読むトレーニングを行う必要がある。特に記述国語で検討されているのは、契約書を読んでの回答するような、実社会に沿った文章を読ませる問題である。小説のような物語しか読んでいないと厳しいかもしれない。新聞や実用書、場合によっては塾や家庭教師のような子どもに関わる契約書の内容を読ませてみるのも良いかもしれない。

    高校1年生以上は新センター試験の対象から外れるが、浪人生になってしまうと新しい大学受験制度に組み込まれてしまう。旧来の制度と大幅に仕組みが変わってしまうため、現役での受験と浪人してからの受験で傾向と対策が変わってしまい、前年度の貯金が使えない可能性があるのである。英語に関しては民間試験を使うことがあるため、浪人生に関しては別途検討中としているが、どうなるのかはまだ決定していない。浪人を見越した受験をすることは無いが、現在の高校生も英語に関しては民間試験をどんどん受験した方が良いだろう。そして何よりも、絶対に大学受験に失敗しないようにするために、特に入れ替わり時期となる現在の高校1年生はしっかりと受験対策をした方が良い。

    大学受験に関しては先述の通り、全く傾向と対策が変わるため、高校1年生は今から家庭教師などを利用してしっかりと対策した方が良い。中学3年生以下も、英検やTOEIC対策で家庭教師の利用も可能なので、できるうる限り活用に勤め、新しく始まる大学入試に備えた方が良いだろう。あっという間に3年は過ぎてしまう。この転機はある意味好機になり得るものなので、今からしっかりと取り組めば、希望よりも上位の大学への道も開けている。また続報が出たら改めて紹介したい。