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    東京の家庭教師一覧

  • 受験と時事問題

    10月最終週となり、いよいよ年末を実感する季節となってきた。来月からは準備の早い家庭教師や塾では冬期講習の募集が始まりだす。ターゲットは今年の受験生ではなく来年以降の受験生予備軍だ。中学受験・高校受験・大学受験と進度は様々だが、年末の追い込みから年度末の受験時期に触発されて多くの児童・生徒の保護者が家庭教師や塾を探し始めるのだ。

    受験勉強に早すぎるということは無く、学習習慣を身に付け確かな学力を獲得するには、早ければ早いほど良い。季節講習の際には無料体験を設けているところも多いので、受験はまだ再来年以降であってもこの機会に体験授業を受けるだけでも良いだろう。特に東京や千葉、埼玉、神奈川といった首都圏では、家庭教師と塾は競争相手に事欠かないため、未入会者に対して手厚いサービスを設けているところが多い。

    受験の準備には学力の定着とは別に、基礎的な時事問題の知識を備えることも重要である。高校受験に関して時事問題は必ず出題される。特に注目の大きかった問題に関しては出題頻度が高く、今年はオリンピックイヤーであったことや、次回の2020年の開催都市が東京であることから、オリンピックに関する時事問題が出ることが予想される。その他にも東京都の学校であれば豊洲市場の盛り土問題がタイムリーな内容なので出てくる可能性が高いだろう。

    テスト勉強のようにタイムリーな内容を刹那的に覚える傾向があるのが時事問題であるが、常日頃からニュースに注目し、なぜそういった問題が取り上げられているのか、自分ならこの問題についてどう考えるかといった考えを養う事が重要である。

    時事問題に関してはテストや受験対策として以上に、一般教養として知っておくべき内容が多く内包されている。高校受験を終えてすぐ3年後に控える大学受験でも知識が必要となる場合が来るかもしない。さらに先の就職の際には社会を捉える確かな目を養うための準備になる。もちろん子どもだけで時事問題について考えるのは難しいので、家族内でのコミュニケーションが重要となる。

    朝食や夕食時にテレビを点けておく家庭では、ニュースや社会などに関する情報番組を観る機会を作ると良いだろう。世界で起きている出来事に関することについて親子で話し合うと良い。大人向けの情報番組の中には子どもが分からない言葉が出てくることもあるので、親がその都度教えてあげると良いだろう。現在起きている状況に関して、保護者が子どもの頃の話をしてあげたり、今までの経緯を伝えてあげたりすることも重要だ。親子の会話の中で語彙力を上げ、公民や近代史に関する知識を得ることもできる。そして親子で一緒に考えることで「考える力」を養うこともできる。

    時事問題は、子どもにとって将来にわたる問題になる可能性がある。テスト勉強や受験のための知識にするだけではもったいないのである。親子で一緒に考える良い機会ともなるので、勉強として構えずに、親子で共に考える問題として、時事問題に家庭で取り組まれたい。それがやがて、子どもの良い成長を促すはずだ。