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  • 小中学生の数学・理科における得点が過去最高を更新

    11月29日に、小学4年生と中学2年生を対象とする2015年における「国際数学・理科教育動向調査」の結果が公表された。前回の調査が実施された2011年と比較すると、日本は全ての教科で平均点が上昇し、1995年から始まった現在の調査方式では、過去最高となっている。この成果に対し、文部科学省では「授業時間を増やした現在の学習指導要領が成果を出した」という旨の分析結果を出している。

    今回は特に数学と理科における得点の伸びが顕著であり、学力調査結果においても各教科が「好き」という解答が増えており、学習指導要領の改訂や教師の努力が実を結んでいるのではないかと感じるところが多々ある。家庭教師や塾に通う子どもも依然として多い傾向にあり、そういった学校以外の学習機関の力も学力向上や教科への意識向上に寄与している事が考えられる。

    子ども全体に目を向けると、「ゆとり世代」や「学力低下」、そして「理科離れ」といった言葉は既に過去のものになりつつあるのかもしれない。

    全体の学力が向上するのは非常に良いことだが、それだけ受験では上位校への合格が難しくなることも意味する。特に東京や神奈川、千葉、埼玉といった首都圏近郊は少子化にも関わらず人口が増えている地域も多く、それに比例して私立の小・中・高校も多い。その中で特に上位の人気校には例年、多くの受験生が集まるのだが、全体の学力が上がっても定員が増えるわけではないので、倍率が上がり熾烈な受験戦争が繰り広げられることとなるだろう。

    教科に対して「好き」という感情を与えられることは、子どもが勉強をする大きなモチベーションとなる。しかし、全ての教師がその感情を与えられるわけでは無い。それは教師が無能だからというわけではなく、子どもとの「相性」もあるからだ。

    塾や家庭教師といった「習い事」の範疇にある教師ならば変更を願い出ることが可能かもしれないが、学校の先生は変えてもらうことは、よほどの事情や事件が無ければありえないだろう。逆に、家庭教師や塾の先生は変わってもらう事ができるのである。子どもの成績が伸びない、学習に意欲が湧いていないと感じたら、講師の交代を願い出てみると良いだろう。単純に相性が合わないという問題であれば、講師が変わることで子どもも変わる可能性が大いにある。講師の交代は、塾が集団塾なら難しいが、個別指導塾なら交渉の余地がある。家庭教師は優良な本部であれば、ほぼ間違いなく講師の変更は可能だろう。反対に、講師の変更が全くできない家庭教師はあまり期待できない可能性が高い。

    「国際数学・理科教育動向調査」において、小中学生全体の成績向上が認められ、学習意欲の向上も見られており、今後は受験が熾烈なものになっていくことが予想される。少子化で大学全入時代と言われるが、より良い学校へ進み、より良い未来を子どもが手にするためにも、親は教育について、より真剣に考えなければいけない時代になってきている。