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  • 東京都公立中学受験の倍率発表

    東京都の中学入試状況が発表された。一般枠募集の最終応募倍率をみると、両国高等学校付属が6.83倍、大泉高等学校付属が6.74倍、白鷗高等学校付属中学校が6.57倍、小石川中等教育学校が6.44倍の順で高倍率となっていた。東京都立の中高一貫校は高校受験が無く、同じようなレベルの同級生と濃密な時間を6年間も過ごせるということで非常に有益である。私立学校と異なり授業料も安価であるため高倍率になりがちである。

    都立の中高一貫校の中には「特別枠募集」を行っている学校が2校ある。そのどちらも次世代のリーダーを担える人材を求めており、まず応募資格を満たすことが難しいものとなっている。

    小石川中等教育学校の場合は、自然科学分野の全国的なコンクール等にて入賞していることが条件となっている。コンクールの例としては、理科の自由研究を発表する「自然科学観察コンクール」。理科だけでなく学芸部門の自由研究や創作絵画、小説も募集している「全国学芸サイエンスコンクール」。こちらも自由研究の発表の場であり近年、英語やパソコンといった部門を新設した「全国小・中学生作品コンクール」。「公益社団法人 発明協会」が主催し、子どもたちの工夫をこらした発明品を発表する「全日本学生児童発明くふう展」といったコンクールがある。どのコンクールも子どもたちの自由研究や、クラブ活動の成果を応募し審査されるものである。ものづくりや自然科学に興味を持っている子どもには非常に有効なものなので、小石川中等教育学校の特別枠を狙っていなくとも、コンクールへ応募することで子どもの学習意欲の向上に効果的である。

    白鷗高等学校附属中学校は「漢検2級(高校卒業・大学・一般程度)以上」「実用数学技能検定3級(中学校3年程度)以上」「英検2級(高校卒業程度)以上」のいずれかを取得していることが受験に必須となる。小学生に対して非常に高いレベルを求められているように感じられるが、昨年度は合計で45名もの応募があった。
    上記のような学業での特別枠以外にも、囲碁や将棋において全国大会の地区代表レベルの実力を持っていることでも受験が可能である。さらに三味線などの日本伝統楽器や日本舞踊や歌舞伎などを5年以上稽古し舞台出場経験を持っていることでも受験できる。こちらも昨年度は8名の応募があった。

    中高一貫校は私立・公立共に人気が高い。各学校が個性的なカリキュラムを持ち、多感な時期に自分と同レベルの学力を持った仲間と高校受験を経ず6年間もじっくりと過ごすことができるのである。

    中学受験は高校受験と異なり、全ての人が通ってきた道ではない。そして東京都に限らず全国的に中学受験は一種独特な試験方式である。そのため、受験経験が無いと苦しく、合格が困難となる。保護者自身が中学受験を経験していれば多少は対策がとれるかもしれないが、そうでない場合は身近に相談相手が必要である。一番有用なのは中学受験のプロ家庭教師である。数多くの中学受験を経験しているため、的確なアドバイスや受験進度のコントロールをしてくれるだろう。プロ家庭教師でなくとも、自身が中学受験を経験している家庭教師なら力になってくれることが多い。

    中学受験への本気度を考えるならば断然プロ家庭教師に任せるのが良いが、費用であったり住んでいる地域的にプロ家庭教師の派遣が難しかったりするケースがあるかもしれない。そういった際には家庭教師の本部に「中学受験経験がある講師を派遣してほしい」という旨を伝えれば対応してくれるはずである。もしもそれが叶わないのであれば、いっそ家庭教師の本部を変更してしまっても良いだろう。

    これから受験本番になると、来年以降の受験を気にする人が多くなる。準備は早すぎるということは無いので、今からしっかりと受験への準備をとることが肝要である。