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  • 都立中央図書館がレポート・論文作成ガイドを提供スタート

    東京都中央図書館は学習支援サービスの一環として、中学生・高校生が初めてレポートや論文作成に取り組む際に参考となるガイドブックを作成した。
    東京都立図書館_はじめてのレポート <引用元:東京都立図書館>

    このガイドブックはレポートや論文作成を始めて行う子どもに対して非常に有用であるため、ぜひ【コチラ】からアクセスをして印刷して読んでもらいたい。

    中学生や高校生になると、受験の場などで小論文を書く機会ができる。小学生の頃は作文や感想文を書くのにとどまっていたが、それとは性質の異なる「レポート」や「論文」という文章を書くことが求められる世代に対して、初めてそれらの文章を書くためのガイドブックとして、東京都立図書館司書や中学・高校教師監修のもと作成された。

    レポートや論文作成に重要な「テーマの決定」と「情報を集める」、「まとめる・書く」という3ステップを、イラストをちりばめながら、非常に分かりやすくまとめている。

    テーマの決定方法やコツ、注意点についても説明がなされており、今までは学校側からテーマを決定されていた子どもであっても、自分でテーマを決定することができるようになるよう工夫が凝らされており、考え方を育む要素も含んでいる。

    情報収集については、輸送網やインターネットの発達により容易に情報を手に入れることができるようになった現在における情報の集め方や注意点が示されている。

    特に情報を集めるために用いる本や新聞、インターネット等のツールごとにおける特徴については保護者の方にも是非一読してもらいたい。

    著者や参考文献の有無などを交えて、誰でも自由に書き込み、発信ができるインターネット上の情報の信ぴょう性について言及しており、情報化社会の現代において、この部分だけでも非常に役立つものである。

    また、近年問題となっている「コピペ」といったものとは異なる「引用」や「要約」についても説明がなされており、レポートや論文作成のルールについても丁寧な説明がされている。

    東京都立中央図書館を利用した情報収集についても記載されており、一般的にはなじみが薄い「リファレンスサービス」の利用方法が記載されており、このガイドブックを読み込むだけで、レポートや論文作成に役立つだろう。

    レポートや論文に限らず、文章作成や思考のまとめ方、調べ方といったことの勉強にもなるので、子どもだけでなく、大人にもぜひ読んでもらいたいガイドブックとなっている。

    小論文の作成など、家庭教師による指導も効果はあるが、まずはこの1冊を手に取ってみてはいかがだろうか。無料でHP上に公開されており、物調べのプロフェッショナルである東京都立図書館の司書と、教育のプロである中学・高校の教員(小山台高校の教員も参加している)が監修を務めており、非常に読みやすくなっている。

    2020年から始まる新たな大学入試試験では記述問題も出てくる。論文を書かせる学校も増えることが予想されるため、早いうちからレポートや論文の書き方を覚えることは、子どもの未来にとって非常に有効である。