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  • 夏休みのネット被害に注意 警察庁が警告

    全国的に子どもたちは夏休みに突入し、夏休み特有の体験をしたり家族で旅行を計画したりしていることもあるだろう。受験生の多くは家庭教師や塾の夏期講習で差し迫った受験の対策をしたり、オープンキャンパスや学校説明会に足を運んでいたりと忙しいことだと思う。

    それぞれの学年で楽しみや苦労がある夏休みだが、近年、夏休みなどの長期休暇中のネットを介したトラブルが増えており、文部科学省は警察庁と連携し、夏休みのネットトラブルの注意喚起を行っている。

    残念ながら日本にはTwitterやLINE、Facebook、Instagram等のSNSを介して子どもをターゲットにした犯罪者が多く潜んでいる。平成28年においてSNSを介した児童買春や児童ポルノ等の被害にあった子どもの数は、被害が報告されているだけでも1,736名となっており、過去最多を更新している。

    その被害者の半数以上が高校生であり、40%近くが中学生であった。2.5%と少数ではあるものの小学生も含まれており、小学生の子どもにスマートフォンを持たせている場合も注意が必要である。児童ポルノの被害として多いのが、自身の裸の写真を送信させられたケースであるが、この被害者の半数以上は中学生であった。

    被害にあうケースとしては、犯罪者は同性になりすますケースと、モデル等の風貌の良い男性になりすまして裸の写真を送信させるケースがある。どちらもSNSを介して知り合い、コミュニケーションをとる中で親密になり送信させたり、コミュニケーションの中で入手した自宅や学校の情報をもとに脅迫して写真を送信させたりするのである。

    SNSは自分の趣味趣向が似通った人や、考え方が同じような人たちと簡単につながることができるツールである。Twitterなどでは受験生が同じ学年の受験生と繋がりを求めている呟きも散見され、実際にお互いに励ましあって受験期を乗り切ることもあるようだ。しかし、その便利さの反面、見知らぬ人と容易につながることができてしまうことから危険性も高く、これらのツールを悪用する犯罪者が後を絶たない。

    犯罪被害に遭った被害者の多くは、携帯電話のフィルタリング機能を使用していなかったことから、警察庁では子どもに携帯電話を持たせる際にはフィルタリング機能を利用することを推奨している。また、家庭内で携帯電話やネットの利用方法についてルールを設定することも有効である。その際に、何かトラブルがあったら必ず保護者に相談することを約束させた方が良いだろう。子どもは保護者に怒られるということを恐れるため、子どもが危険な目に合わないように、そして困ったことがあったらすぐに解決できるように相談するようしっかりと伝えた方が良いだろう。

    下記のリンクそれぞれに被害の実例やトラブル・被害に遭った際の相談先が記載されているので参考にしてもらいたい。
    文部科学省 ネット利用の注意喚起
    ネット利用の注意喚起 リーフレット

    夏休みは子どもがトラブルに巻き込まれやすい時期にもなってしまうため、保護者も気を付けて子どもを見てあげてほしい。特に受験生は学力が思った通りに向上しないスランプに陥ることもある。そういった時にTwitterなどのツールで同じ受験生を装って忍び寄ってくる犯罪者も潜んでいる。保護者に相談しづらいことは学校の先生や家庭教師に相談をするのでもよい。子どものメンタルヘルスのケアもしっかりと行って、長い夏休みを安全に過ごしてもらいたい。