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    東京の家庭教師一覧

  • 東京都立の中高一貫

    今年も入学シーズンがやってきた。小学生・中学生・高校生へと進学した子どもたちは、新しい生活に胸を弾ませているのではないだろうか。小学校へ進学した子どもたちは、学校という新しい環境にワクワクしているかもしれない。中学校へ進学した子どもたちは、定期試験という、他者との比較にさらされ、自身の学力が測られるということに緊張を覚えるかもしれない。高校へ進学した子どもたちは、中学とは異なり近しい成績の同級生たちと競い合い、2年後に控える大学受験・就職試験へ向けて気持ちを新たにしているかもしれない。

    それぞれが新たな環境へ飛び込むこととなる進学のシーズンだが、中には既に受験モードに入っている保護者もいるのではないだろうか。特に、東京都立の中高一貫校を目指したいと考えている保護者の方である。

    都立の中高一貫は倍率が高く、狭き門である。そのため、早めに情報収集を行い、子どもに家庭教師をつけ、もしくは塾へ通わせ、受験戦争を突破したいと考えているのではないだろうか。

    東京には併設型と中等教育型の2種類の中高一貫教育校がある。併設型には白鷗高等学校付属中学校、両国高等学校付属中学校、富士高等学校付属中学校、大泉高等学校付属中学校、武蔵高等学校付属中学校の5校がある。中等教育学校は、小石川中等教育学校、桜修館中等教育学校、南多摩中等教育学校、立川国際中等教育学校、三鷹中等教育学校の5校がある。

    併設型と中等教育型の違いをご存じない方のために説明すると、併設型は独立して存在している高等学校に中学校が付属している形になる。そのため、中学校を卒業すると、無試験で高校に入ることが可能である。高校入学の際には、外部生を取るため、内部生と外部生がそろって入学することとなる。そのため、外部生と内部生の間で刺激を与えあうこともあるが、場合によっては対立や格差が生まれる可能性もある。中等教育型は、中学校・高校という区別が無く、中学校にあたる期間を前期課程、高校にあたる期間を後期課程として6年間一貫した教育を受けることができる。そのため、後期課程からの募集は無く、6年間を同じ顔ぶれで過ごすことになる。

    併設型と中等教育型も教育面でどちらが優れているということではないため、教育方針やカリキュラムに納得できる学校を選択すればよいだろう。保護者として気になるのは、卒業してからの進路だろう。それぞれの学校の卒業生は一様に、レベルの高い学校へ進学しているケースが多く、できれば中学から入学させたいと考える保護者も多いのではないだろうか。また、中学校の段階でレベルの高い同級生たちと6年間という期間を過ごすことは、子どもにとって貴重な財産となる。卒業後に進路が分かれても、将来また何かしら繋がることも多いのが進学校の強みでもある。

    子どもの将来に対して有益なことであると考えるからこそ、保護者は都立の中高一貫へ入れたいと思う人が多いのだろう。中学受験の準備は早いほど良いが、遅すぎるということも、あまりない。さすがに6年生の夏から取り組むというのは困難だが、意識が高い人でも小学校3年生からスタートさせるケースもある。入学から3年間は子どもらしく遊び、体力をつける方針の家庭もある。子どもの好きなことを発見させるために、いろいろな経験をさせるのも良いだろう。東京の中高一貫教育校の中には、特別枠として科学コンクール等で優秀な成績を修めた者や、スポーツ特待生、囲碁などの伝統文化などで秀でた子どもへ優遇をしている学校もある。

    入学の時期からすでに受験を考えている保護者も少なくないが、まずは焦らず、子どもをのびのびと育ててみてはいかがだろうか。勉強を楽しく進めるために、家庭教師の力を借りるのも良いだろう。自分でできることが増えると、子どもは自然とそれを楽しむようになる。勉強を楽しいと思えるようになれば、あとは勝手に自身の能力を伸ばしていくだろう。そのためには優秀な先生に出会う必要があるため、学校の教員の教え方に不安があれば、子どもにマッチする家庭教師を選別してみるのもアリだろう。保護者が多忙で子どもの勉強まで見てあげられない場合はなおらである。

    これから入学式を迎える子どもも多いと思われるが、それぞれ幸せな進路を歩んでもらいたいものである。