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  • 東京都で中学生の体験ショートステイ参加者募集中

    東京都教育委員会は、東京都の神津島や八丈島といった、島しょ地域における日常生活の体験を通じて、島しょ地域の魅力を感じてもらうための体験学習の参加者を募集している。
    参加者募集ページ

    実施場所は神津島と八丈島の2か所。日程はそれぞれ7月22・23日と8月26・27日の2日間である。

    神津島では東京都立神津高等学校における学校紹介と釣り体験、シュノーケリング体験、天上山登山体験などが行われる予定であり、八丈島では都立八丈高等学校の学校紹介に島内観光、天体観測、海水浴体験などが行われる。

    参加費は神津島で約28,000円、八丈島では約33,500円となっている。

    東京都には島しょ地域での人口の減少が進んでおり、島内の高校へ進学する生徒も減っている。その解消策のひとつとして、島外に住んでいる生徒を留学生として受け入れる取り組みが始まったのである。その事業の一環として、高校進学前の中学生に対して、島での生活の体験学習を行っている。

    夏休み期間を有意義に過ごすための一つのツールとして活用するのも良いが、高校進学に不安のある子どもがいる家庭では、将来的な島への留学も含めて検討してみても良いかもしれない。

    島での生活は都会で過ごす時間とは全く異なる体験ができるだけでなく、人とのかかわり方も変わるだろう。特に狭い生活圏であればあるほど、人との接し方は濃密になる。現代はスマートフォンの利用などにより多くの人と知り合うことはできるかもしれないが、それが濃密な時間を過ごすことには繋がっていない。

    しかし、島で留学を行う際には、島に住む人の家にホームステイすることになる。そこではもちろん家族とは違う形の人との関わりを日常的に過ごすことになる。また、ホームステイ先の近隣の人ともかかわることが増えるだろう。

    同じ東京都内であっても、都会と島部では人との関わりあい方が大きく変わる。

    学校になじめずに家庭教師を利用して家庭での学習を進めている子どもにこそ参加してもらいたい。外に出るのが苦手な子どもでも、参加する体験学習が短期間であり、なおかつ遠方であれば興味を持つかもしれない。

    人は育つ環境によって成長に変化が現れる。

    実際に本州からの留学生を受け入れた神津島では、積極的に行動するようになったと子ども自身が成長を実感できている様子が広報誌に掲載されている。
    神津島留学 実施事例

    広報誌には子ども自身のコメントとして、離島への留学で最初は学校で自分から話すことが苦手だったが、やがて先輩と話せるようになったこと。中学校時代には率先して行うことが無かった学校行事に対して『自分でやっていること』を実感して楽しく参加したこと。そして島の教師をはじめ、同級生以外の多くの人々と関わり合いを持てるようになったことが生き生きと書かれている。

    留学先の学校が少人数だからこそ、濃密な人との関わりあいを持てているのだろう。

    人との関わりあいが苦手な子どもにこそ、まずは今夏のショートステイ学習を体験してみてもらいたい。

    参加が心配な場合は信頼のおける学校の教員や家庭教師と相談してみても良いだろう。気になることがあれば東京都教育委員会へ問い合わせてみるのも良いだろう。下記URLリンク先に詳細と問い合わせ先が載っているので参考にしてもらいたい。
    参考URL:http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2017/pr170525d.html

    ひと夏の体験を通して離島への留学に興味を持つかもしれない。新しい経験を通して子どもは大きく成長する可能性を秘めている。子ども自身に特にやりたいことが無い場合にこそ、こういった体験をどんどんしてもらいたい。