千葉市は11月25日、全国学力・学習状況調査を行、その学校別の結果を公表した。学校同士のトラブや過度の競争を起こさない為、具体的な数字は控え、「向上」「やや向上」「低下」の3種類の表現にとどめた。
教科毎に評価をつけており、今回の調査では小学校、中学校共に伸び悩んだ学校が多かった。その反面、全教科で向上の評価を得た学校は以下の通りである。
小学校は平山、土気、高洲三、千草台東の4校、中学は新宿、松ケ丘、高洲一の3校である。特に顕著な向上が見られた高洲三小では、保護者協力の読み聞かせ、読書タイム創設などの言語活動に力をいれている。
熊谷俊人市長は、「こうした公表の仕方が最も合理性が高いと判断した」と説明しており、今後もこうした公表方法を続けていく考えという。