9月15日、OECD加盟国31の国と地域の15歳を対象に「PISAデジタル能力調査」を初めて実施したことを公表した。PISAデジタル能力調査とはコンピュータ機器を用いてハイパーリンクやデータから図表を作成する等の読解力&数学、ITリテラシーの調査である。日本のデジタル読解力は4位であった。
調査の結果を見ると、コンピュータを使った生徒の方がほとんど使わない生徒に比べて成績が良かった一方で、非常に頻繁に使用している生徒は逆に成績が悪い傾向であることが分かった。
2012年の国際的な学習到達度調査(PISA)で上位であった国・地域が、デジタル機器を使って必要な情報を得る事が出来るか否かの設問において上位を占めた。順位はシンガポール、韓国、香港、日本の順であった。