大学入試センター、いわゆるセンター試験は来年1月16日、17日に実施されるが、前年度の志願者数は589,142人と一昨年よりも若干減少していたが、今回は563,765人と増加していることが分かった。
出願者の内訳は以下の通りである。
高校生:462,322人
浪人生:96,454人
また、入試の際の学部系統は文系学部の人気が高い。就職難が続いた一時は理系学部の人気が集まったが、2015年からは文系学部の方が人気が高くなり、2016年の入試でも同様の結果が予想される。
文系の中では、特に「社会・国際」「法・政治」「経済・経営・商」の学系の志望者が増加傾向にあり、約1割程度増えている。
しかし、2016年は多くの国立大で学部の再編が行われることが決定しており、2017年度からは学部再編に伴う入試科目の見直しが行われる可能性が非常に高い。例えば文系学部から理系学部への入学定員のシフトなど、今後の動向は激しく変化しそうである。