家庭教育プロデューサー・酒井勇介さん(52)が「賢い子に育てるコツ教えます!」の講演会を4月17日、鳥取市富安のさざんか会館で開催し、自身の子育て経験も交えて講演した。
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酒井勇介
1986年、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社
児童教育関連の商品企画などを担当。
退社後、子育てや新聞学習をテーマに全国各地で講演やセミナーを行う。
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作文力や発表力につながる「親子の会話」がとても重要として取り上げた。
その際には学校生活の様子を子どもから話してもらう時のコツとして、「今日の学校、楽しさは何点だった?」と聞き、それに対しての返答の点数に関して「それはなんで?」と聞いてみることを伝授。
また、酒井さんは新聞を活用した学力向上策などを紹介し、「家庭学習を毎日少しずつ続け、生活習慣に」と幼稚園や小中学校に通う子どもの保護者らに向けて力説した。
約80人の保護者らがメモを取りながら熱心に聞き入った。
そして、ルールを決めて毎日続けることが大切だとし、「学力は急に向上せず、低下もしない。生活習慣のうえに学習習慣が積み重なる。まずは小さなことを、365日のうち250日続けることから始めて」と説明。