8月5日、文科省は中教審教育課程企画特別部会を開いた。この中教審教育課程企画特別部会では育成するべき資質や能力を「どのようなことが出来るのか」という観点から知識の構造化を目指す、という事でたたき台の案を示した。
次期学習指導要領では、小学校5年生から外国語(英語)が教科化として導入される。つまり、授業科目が一つ増える事で、1週あたりの総授業コマ数が増える。そのため、現状の28コマを超えないようモジュール学習として朝の時間等で10~15分程度、外国語の指導をすればよいのでは、との案が出ている。
今後は小学校と外国語の各専門家チームを設けて、小学校チームでは他教科の時数の在り方、外国語チームではモジュール学習を行う事にについても検討している。教科型では「友人と日常会話ができるようになるほか4技能の基礎を身に付け、活動型では「聞く」「話す」の2技能を中心にコミュニケーション能力の素地を養う狙いである。