10月9日、文科省の教員養成部会は大学での教員免許を取得するためのカリキュラムに関して素案を公表した。素案では、既存のカリキュラムを大幅変更し、独自の教科を設定できるといった内容である。
カリキュラムは今まで3枠であったが、(1)教科および教科の指導法に関する科目(2)教育の基礎的理解に関する科目(3)道徳、総合的な学習の時間などの指導法および生徒指導、教育相談などに関する科目(4)教育実践に関する科目(5)大学が独自に設置する科目――の5枠に変更になった。
(1)では外国語やその指導法を追加し、(4)では、インターンシップを教員実習の単位として置き換えることを可能にした。