東京都東村山市では算数の苦手な児童のために、教育委員会が独自に作成した「算数基礎ドリル」を導入している。
目的は差が開きやすい算数の学力の底上げを上げることであり、東村山市では全15の市立小学校から教員が集まり、「基礎学力向上推進委員会」がドリルを完成させた。
ドリルには工夫がしてあり、問題数が少なく目標を達成しやすい事や自力でも解けるように、解法のアドバイスが添えられている。問題の難易度も高くないので、自分で考え答えていけるので、徐々に自信を付けて算数に取り込むことが出来る。
現在、村山市立火止小学校の6年1組では朝の自習時間に算数基礎ドリルを使用している。今後は自宅でも使ってもらえるように家庭と連携していく事が課題である。また、将来的には中学校の数学ドリルも作成する計画を立てているという。
(読売新聞参照2013年11月11日)