2月20日、熊本県人吉市上林町の市立第二中学校で「教育プロレス」が行われた。
これは試合を通じて礼儀やルールを守ることの大切さを教えるのが目的。
生徒や地域住民、約500人が観戦し、相手を尊重することについて考える良い機会となった。
人吉市の教育委員会が「志の教育」(中学生を対象)事業で、教育プロレス提唱者の幸村ケンシロウさん(50)に実演を依頼し、実現した。
リングに上がった幸村さんら4人のレスラーが繰り出すドロップキックや関節技などに観客からは盛んな声援が上がった。
試合後に幸村さんは生徒に
「人生は一回だけ。自分が活躍できる場所を見つけてほしい」
と呼びかけた。
中学2年生の鳥越天斗ひろと君(14才)は
「とても迫力があった。自分の志をしっかり持つことが大事だと感じた」
と話していた。