3月2日、東京都立高校の186校で2015年度入試の合格発表が行われた。2014年度の入試では採点ミスが多数あり、日比谷高校(東京都千代田区)では合格者が不合格になってしまう事態になってしまった経緯もあり、本試験の採点は特に注目された。
本試験では採点ミスを防ぐ為マークシート方式の試験導入や採点・点検期間を一日増やすなどの対策が講じられた。
マークシート方式にした選択問題は「採点も早く、正確に出来た」といった高評価の声がある中、パソコン上で行う事になった記述問題の採点に「字が小さく見づらい」等といった改善点を指摘する意見も見られた。
3月の間は他校との答案用紙の相互点検を実施、また都教委も受験生の二割の答案を抽出して再点検する等して採点ミス防止を図る。