東京都教育委員会が平成28年度東京都立高校入学者選抜の応募状況を発表した。
全日制普通科の平均倍率は1.60倍となっており、学校別の倍率では広尾高校の2.74倍が倍率トップであり、次いで青山、日比谷と続いた。男子に限れば日比谷が広尾を抜いて一位となっており、女子では2.39倍であった。広尾は女子では3.16倍と高い人気を誇っていることが分かる。
2月15日に志願変更・願書の取り下げを行う者は変更を行い、翌16日に再提出を経て最終応募状況が確定することとなる。
現時点での応募状況は東京都教育委員会が発表している下記のURLを参照のこと。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2016/pr160205/28futsu.pdf
学力がボーダーラインの生徒は倍率と相談してトライするか、志願校を変更するかこの1週間で決断することとなる。
高校生活はその後の人生に大きく影響を与える場である。真剣に勉強を進めてきた子どもは報われてほしいと思うが、同じ難関の学校を志望する他の子どもたちも同じく努力を重ねてきていることを考え、私立や二次にかけられるのかを検討し、倍率と相談して志願を変更するという道を選択する必要もあるかもしれない。
都立高校の学力試験日は2月24日、合格発表は3月2日となっているため、それまで子どもの体調管理を保護者も協力して行ってほしい。