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    東京の家庭教師一覧

  • 東京オリンピックと家庭教師はどう関係するのか

    オリンピックと家庭教師 開催まであと数年に迫った東京オリンピックですが、ここでは、その東京オリンピックと家庭教師との関係について解説していきます。

    地元開催になる以上、東京都の教育現場もオリンピックに向けた特別編成の教育へ向かうと考えられます。そんな中、東京で働く家庭教師に求められる役割とはどのようなものなのでしょうか。また、オリンピック中心の教育にはどんな注意を払わなければならないのでしょうか。具体的な項目を挙げながら、詳しく考えていきましょう。

    ボランティア動員に動く東京都と家庭教師の関係

    東京オリンピック、そしてそれに続くパラリンピックでは、合計11万人のボランティアが必要とされています。このような巨大な人数を調達する上で、国と東京都が注目しているのが児童・生徒・学生です。

    大学には、既にオリンピック・パラリンピックの時期と試験の時期をずらすよう要請が出ていると大学関係者から聞いています。このような、オリンピックに配慮する教育の流れは、小・中・高校生にもいずれ及ぶようになるでしょう。

    ボランティア動員に当たっては、当然のことながら事前教育が必要になります。そのため、東京都内の学校では、オリンピックに向けた特別編成の教育が行われると予想されています。家庭教師も、当然その影響を受けて教える内容について考えなければいけません。家庭教師とオリンピックは、決して無縁ではないのです。

    東京の家庭教師に真っ先に問われるのは語学力

    東京オリンピックに向けた教育の中で、最も重要視されると考えられるのが外国語能力です。教育における外国語重視の路線は既に決定しているので、今後はTOEICハイスコア保持者や英検1級保持者を家庭教師として採用すると良いかもしれません。

    また、次いで需要が予想される、中国語・韓国語・スペイン語などの資格保持者、既修者を採用し、他の科目と合わせてお子様に学習させておくことも効果的です。

    一方で、決して軽視できないのが、国語力の養成です。国内からの観光客に対応する場合もそうですが、他のボランティアスタッフや選手とのコミュニケーションに当たって、豊富な語彙力を持っていることは大きな武器になります。特に、話す訓練は重要なので、日ごろから家庭教師との会話を重視しておくと良いでしょう。

    東京の家庭教師だからこそ指導できる文化・文化財教育

    東京の家庭教師だからできるオリンピック教育として、最も大きなものは東京の文化・文化財に関する教育です。東京を訪れた観光客はオリンピック以外の観光も目的にしているでしょうから、こういった時の案内ができると非常に効果的です。観光地に近い場所に住んでいるのであれば、たまには家を離れて観光地を巡りながら地域について勉強するのも良いかもしれません。

    文化・文化財教育の良いところは、国語や社会など、いくつもの科目と連動させながらできるところです。このため、普段は勉強嫌いなお子様にも、科目への導線として文化・文化財教育を利用することができます。教科として学ぶことに抵抗があっても、身近な話題であればどうしても人は引き込まれてしまうものです。オリンピックの話題性をうまく活用して、勉強への興味を引き起こしていきましょう。

    おわりに

    ここまで、オリンピック教育について解説してきましたが、オリンピックがあるからと言って入試の世界はそれほど大きく変わるとは考えられません。進学をメインとした教育を家庭教師に求めるのであれば、今まで通りバランスの取れた教育を求める必要があるでしょう。

    ただ、入試のみに特化した教育をしていると、お子様の興味が離れて行ってしまう可能性があります。時事性のある教育は、持続可能性もあり、興味も引きやすいので、是非有効に活用して欲しいところです。