8月27日、文科省による高大接続システム改革会議で大学入試制度に関する中間まとめを発表した。その内容によると、平成32年度から新たに導入される「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」にCBT方式を取り入れる、といった内容だ。CBT方式というのは、出題や解答をコンピュータで行うといったモノであり、主にパソコンやタブレットを使用する事が検討されている。ICT活用で音声や動画が使えるので、多様な出題形式を見込めるのが利点である。
また基礎学力に関する「高校基礎学力テスト(仮称)」に関しては平成35年度からの実施の見込みであり、作間から運営までを民間の試験業者との連携を検討している。一方、「大学入学希望者学力評価テスト」は平成32年度から実施される見込みである。