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    家庭教師の良し悪しは子どもの「褒め方」をチェック 「生徒のやる気を引き出すため」それが家庭教師が子どもを褒める目的の大部分かと思います。実際、褒め上手の保護者や先生に恵まれた子どもは、自主性をもって勉強に取り組んだり、成績が伸びやすかったりするものです。

    良い家庭教師かどうかの見極めは難しいものですが、先生の褒め方に注目してみると良いかもしれません。褒め上手な先生に出会うだけでも、子どもの意識や意欲がガラッと変わったりするものです。

    理想の褒め方とは


    子どもを褒めるときに大切なのは、才能や結果ではなく、努力の過程を褒めることです。才能ばかり褒めていると努力をしなくなり、結果ばかり重視していると悪い結果を全てだめだと考えてしまうようになります。いずれの場合も、子どもの自信や自主性を奪うことになり、失敗を恐れるようになる可能性もあります。

    子どもがどれほど努力したのか、どういった工夫をして取り組んだのかという部分に注目して褒めることが重要なのです。本人の取り組みの過程を褒めることによって、たとえ良い結果につながらなくても挑戦すること自体に価値を見いだすことができるようになります。

    内容としてはたとえば、英語が苦手な子どもが英単語を1つ覚えられた、そんな些細なことで構いません。本人の取り組み方に成長が見られた場合にはしっかり褒めることです。それが本人のやる気につながることとなります。

    こんな家庭教師は要注意?


    褒め上手かどうかは、子どもにとって良い家庭教師か否かを判断する基準の1つとしておきたいところです。必ずしも技術やテクニックを持って「理想の褒め方」をする必要はありませんが、少なくとも子どもに合った褒め方をしているかどうかはチェックしたいところ。また、やはりテストや成績など結果ばかりに注目するのは良い褒め方とはいえません。

    宿題をやっていたら褒める、テストで良い点を取ったら褒めるなど、何も考えずにとりあえず「すごいね」「頑張ったね」と褒めていたのでは、子どもの心にも響かないはずです。ただし、普段から宿題をしなかったりテストの成績が伸び悩んだりしていた子どもの場合には有効なので、生徒一人ひとりのタイプやレベルに合わせた褒め方ができるのが望ましいといえるでしょう。

    以前はできなかったことが本人の努力によってできるようになった、そのポイントを押さえて褒めることが大切です。

    家庭でも取り入れたい、子どもの「褒め方」


    家庭教師だけでなく、保護者の褒め方も子どもの成長には欠かせないものです。そして意外と、身近な家族だからこそ褒めるポイントを見極めるのが難しかったりします。毎日近くで見ているため、なかなか成長した部分を見つけるのが難しいのもあるでしょう。

    しかし子どもの苦手や出来ないことを見つけて注意するのは、そう難しくはないはずです。保護者の役割でもあるので、注意を促すのが悪いというわけはありません。ただその中で、以前よりも上手くなったところや早くできるようになったことはないでしょうか。

    「ダメ」な部分を見つけて注意するので終わるのではなく、「ダメ」な部分を改善しようと向き合っている様子が見られないかといったところに重点を置いてみるのが、うまく褒めるためのコツです。ほんの些細な成長だからこそ、そこを褒められると「ちゃんと自分のことをみてくれているんだ」と気づきやすく、子どもの自尊心を高めることにもつながります。

    まとめ


    家庭教師会社が数多くある東京では、理想の先生を見つけるのは難しいもの。家庭によって先生選びの基準はさまざまだと思いますが、悩んだときには先生の褒め方にも注意してみてはいかがでしょうか。子どもを伸ばすために「褒める」ことは欠かせません。

    そして子どものやる気を引き出すためには、「褒め方」も重要です。選択肢の多い東京で、子どもにとって本当に良い先生を探すための1つのポイントとして、先生の褒め方に注目してみてください。褒め上手な先生に出会うことで、勉強に対する子どものやる気がアップするケースが多いものですよ。