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    東京の家庭教師一覧

  • こんな家庭教師を選んではいけない

    ゴールデンウイークを来週末に控え、多くの子どもは休みに向けて志向がシフトしやすくなる時期となった。新中学1年生や新高校1年生と進学した子どもたちにとっては、徐々に新しい学校での勉強も進みだし、徐々に定期考査について考えることも増えてきたのではないだろうか。

    多くの保護者はこの時期に、新年度キャンペーンなどの特典を利用して塾や家庭教師の無料体験を受けているのではないだろうか。もしくは、まだ進学したばかりだからと学習に関しては取り組みを行っていない方もいることだろう。

    東京には非常に多くの塾や家庭教師本部があり、競合他社との子どもの取り合いが起きている。そのため、人の動きが大きい新年度においては、それぞれが様々なキャンペーンを銘打って新入生の獲得にはしっているのである。中には、受験をまじかに控えた新中学3年生の保護者が慌てて家庭教師や学習塾を選んでいる場合もある。

    当サイトでは家庭教師の選定方法について別ページにて案内を行っている。しかし、この時期だからこそ、改めて家庭教師の選び方に注意を払ってほしいと思い、コラムにて紹介したい。特に東京都や近郊の神奈川、千葉、埼玉といった首都圏には先述の通り塾や家庭教師が多くひしめき合っている。

    多くの家庭教師本部が集まるということは、それだけ子どもの数が多いということである。そして、その子どもたちを狙って、子どもの学力は無視してお金の獲得だけを目指す悪徳業者も紛れ込んでしまうのである。保護者の本来の望みである、子どもの学力向上に寄与しない企業を選んでしまわないように、この記事や別ページ記事を参考に、しっかりと家庭教師を選別してもらいたい。

    選んではいけない家庭教師の4大条件
    1.高額な教材を購入させようとする
    2.料金が不明瞭である
    3.やたらと子どもの意思を優先させようとする
    4.授業料が一括入金である

    詳細に調べるにはまだまだあるが、主だった4大条件のうち、1つでも当てはまるのならば契約に注意が必要な悪徳業者である可能性が高い。1つ1つの理由について説明しよう。

    1.高額な教材を購入させようとする
    昔からある悪質業者の特徴として、高額な教材を購入させようとするものがある。一昔前であればVHSとセットのテキストを大量に購入させるような業者が横行していた。今であればDVDの映像教材とセットという名目になっているかもしれない。こういった業者は教材を買わせた時点で業務は終了となり、子どもの学力向上については関与しなくなってしまう。

    2.料金が不明瞭である
    料金が明確でない業者は要注意である。こういった業者の場合、最初は非常に安い料金を提示し、それとは別のオプションのような形で追加料金が発生することが多い。料金トラブルに発展しやすく、そういった業者では家庭教師の質も高くはないので警戒した方が良い。

    3.やたらと子どもの意思を優先させようとする
    「〇〇くんの意思を尊重しましょう!」などと、子どもの意思を最優先にさせようとして契約させようとする業者は非常に怪しい。特に、第一希望を子どもに聞くときに、学力診断も無しに東大や京大といった最高ランクの大学名などを挙げ第一目標にするいい加減な場合は、悪徳業者である可能性が非常に高い。親は子どもの意見を尊重したくなるものであるが、子ども自身もその一時の営業マンに乗せられて気持ちよくなっているため、特に考えなく「頑張る」と言うだろう。しかし、契約が決まった後は子どもに対してのケアは薄く、学力向上に寄与しない業者がほとんどである。子どもの意思も大切だが、親の現実的な目線で考えてあげて欲しい。

    4.授業料が一括入金である
    授業料が毎月の請求ではなく、年間で一括などのケースは悪徳業者である可能性が極めて高い。そういった業者で家庭教師を雇った場合、子どもの学力が上がらなかったり、講師と子どもの相性が合わなかったりしても収めた授業料は戻ってこないケースが多い。学習塾にしても家庭教師にしても、子どもの日々の成長のためにお金を払い、学習業者はそれに応える義務がある。それが月々の支払という形での査定になっているのである。

    他にも気を付けてもらいたい点は多々あるが、詳細はコチラを参考にしてほしい。

    新年度を迎え、子どもも心機一転、学習に力が入り学力向上に繋げることができやすい時期でもある。保護者のしっかりした視点で家庭教師を選び、子どもの確かな成長に繋げてもらいたい。