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    国語力を上げる家庭教師 子どもの国語力が低下していると言われて久しくなります。単に成績アップを目指すだけでなく、本当の意味で「賢い」子どもにするために家庭教師を利用するのが有効な場合があります。

    延いては、それが東京の有名私立受験などに通用するような力にもつながっていきます。賢い子どもにするにはなぜ国語力が重要なのか、そしてどういった家庭教師を選択すれば良いのか、詳しく解説していきます。

    国語力はなぜ大事?


    そもそも国語力とはどういった力を指すのでしょうか。重要な2本柱は、読解力表現力です。この2つの力がなければ、国語以外の教科に対応する力も乏しくなると考えて良いでしょう。

    まず読解力ですが、問われていることを理解するのに必要となります。例えば算数のごく簡単な例では、「AさんがBさんより鉛筆を○本多く持っている」という文章問題があったときに、すぐに「Aさんの方が鉛筆を多く持っている」ことを想像できない子どもが増えていると言います。文章を読んですぐにその光景が想像できる、これが読解力です。

    次に表現力ですが、これは自分の考えを頭の中でまとめて適切に表現する力を指します。理科や社会の記述問題などでも必要となる力です。東京の有名私立中学校の入試ではこのような力を試される問題も出題されており、今後さらに求められる能力と言えます。

    国語力をどう身につける?

    国語力は、これまでの読書量に比例すると考えて良いでしょう。個人の能力の差はありますが、しっかりと本を読んできた子どもには読解力や表現力が身に付いているはずです。
    仮にそのような子どもが国語を苦手だと感じていても、基礎ができているはずなので、少しきちんと勉強すれば克服されるでしょう。

    では読書が嫌いな子どもはどうすれば良いのでしょうか。ふとしたことをきっかけに読書好きになる可能性は十分にありますが、今からきちんと国語力を身につけたいのであれば、プロの力を借りるのが得策でしょう。

    子どもの苦手な部分を把握したうえで、文章を読むテクニックを教えてくれるのは、家庭教師を利用することのメリットです。「テクニック」というと付け焼き刃なイメージですが、文章を読む時のポイントを知っておくのは大切です。それをもって文章がスムーズに読めて理解につながれば、文章を読む楽しさにもつながっていきます。

    家庭教師の選び方

    国語力を高める家庭教師の条件としてチェックしたいのは、子どものレベルに合わせた教材選びをしてくれること、子どもへの語りかけや問いかけが上手いことです。

    小学4年生の子どもが、小学2年生を対象年齢とする物語を読んでも問題ないはずです。子どもの能力に合わせて、柔軟な対応をしてくれるかどうかが大切です。

    また、文章を読みながらポイントを押さえていくために、適宜子どもに話しかけてくれるかどうかも重要です。簡単な質問、感想を交えながら子どもの理解度を確認したり促したりできるのが良い家庭教師と言えます。

    このような条件を満たした家庭教師によって、まずはスムーズに文章を読めるようにして、そのうえで文章を読むテクニックを身につけていくことが大切です。理解しながら読み進めることができるようになれば、各段に国語力は向上していくはずです。

    まとめ

    国語力とは、「国語」という教科にのみ必要な能力ではありません。あらゆる教科において、そして今後入試においては読解力・表現力が欠かせない力となってきます。

    読書好きな子どもであれば有利だという点は否めませんが、国語力を身につけるのに遅いということはありません。ただし文章を読むこと自体に苦手意識がある場合には、家庭教師というプロの力を借りた方がスムーズだと言えるでしょう。

    生徒の要望に応じた柔軟なカリキュラムを組んでくれる家庭教師が増えています。子どものどういった部分を伸ばしてほしいのか、そのためにどういった授業をしてくれるのかといった部分をあらかじめ確認しておかれると良いでしょう。