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    家庭教師と個人契約をする前に知っておきたいこと 家庭教師を利用する方法としては、家庭教師派遣会社を通して契約するのが一般的です。しかしこの他にも、会社を通さずに直接家庭教師とやり取りをする「個人契約」という方法もあります。個人契約ならではの良さもある一方、いくつかのデメリットがあることも理解しておかなくてはなりません。

    利用者と家庭教師、2者間の契約だからこそ気を付けたいことがあるのです。家庭教師の探し方、トラブル事例と回避方法について見ていきましょう。

    個人契約の家庭教師を探す方法


    個人契約の家庭教師を探す方法については主に2つ。知人を介して契約する方法、インターネット掲示板を利用する方法です。

    前者では、身元がはっきりしているので安心だというメリットがあります。後者については、専門サイト内の掲示板を利用することになるかと思いますが、どこまで信頼性があるのかと言えば前者には劣ると考えられます。身分証の提示が義務づけられているなど、登録に一定の基準が設けられているようなサイトを選択されると良いでしょう。

    両者の共通点としては、費用が抑えられることが挙げられます。これは会社への仲介手数料に当たる料金が省かれ、授業料のみとなるためです。東京で家庭教師を利用しようとすれば、週に1回2時間で月々最低25,000円程度はかかると言われます。個人契約に関する明確な相場はありませんが、多くの場合もっと費用を抑えられるはずです。

    どんなトラブルが考えられる?


    個人契約における特徴としては、低コストの他に柔軟性というのもあります。それが良い方に働けば、授業内容や時間に関してよりフレキシブルに対応してくれるメリットとなります。

    しかしそれが「緩さ」という方向に向いてしまう家庭教師がいるのも事実です。それはやはり、監督的立場でもある会社を通していないことが要因となります。たとえば急な休みや遅刻、授業の準備不足といったルーズさにつながるのです。

    そして、家庭教師が休む場合に代理の先生がいないこと、契約解除後の新しい先生をまた見つけなくてはならないといったデメリットとなり得ます。

    また、保護者自らが契約解除を伝えなければならないので、言い出すことに抵抗があるケースも生じるでしょう。さらにその際、当初予定していた期間分の授業料を請求されるなど、料金トラブルに発展することも考えられます。

    トラブルを回避するには


    家庭教師を紹介してもらったり探したりする時点で気を付けたいのは、経験者を選択することです。高学歴だからといって、人にものを教えるのが上手いとは限りません。

    必ずしも家庭教師という立場でなくとも、子どもに勉強を教える経験のある人物を選びましょう。また、責任感の強さも基準にしたいところです。その点で言うと学生よりも、プロ、社会人経験のある家庭教師を選択するのがベターと言えます。

    そして契約前には、細かな部分まで取り決めをしておくことです。料金や時間に関することが主になるでしょう。基本的な時間給、延長した場合や契約日以外での授業時に発生する料金、授業で使用する教材費についてなど、詳細に相談しておくことが後々のトラブル防止につながります。その他、子どもと接する際に気を付けてもらいたいことなどをあらかじめきちんと伝えておくことも大切です。

    まとめ

    低コスト、柔軟性が個人契約の大きなメリットです。契約前の交渉次第では、利用者側の希望条件を全面的に採用してもらうことも可能です。ただし、適切な家庭教師選び、契約前の細かなルール作りは欠かせません。家庭教師に対して不満があっても直接伝えなくてはなりません。

    こういったことが面倒だと感じるのであれば、個人契約よりも会社を通して利用する方が良いかもしれません。東京で家庭教師を利用しようとすれば、選択肢は数限りなくあります。より低コストに、利用者ファーストでより柔軟な対応に、といった企業努力をしている会社も少なくありません。すぐ個人契約するのではなく、会社と比較検討するのが良い選び方と言えるでしょう。