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    東京の家庭教師一覧

  • 家庭教師が教えることのできる「勉強する意義」

    勉強する意義 近年、政治家や実業家などが「学校で三角関数や古文を学んでも実社会で役立たない」といった趣旨の発言をして物議をかもしています。その是非はともかく、いま実際にさまざまな知識を学んでいる最中の生徒たちにとって「勉強が何の役に立つのか?」という疑問は切実なものです。

    いま学んでいる事柄が、将来どんな仕事で生かせるのか、学んだことを必要としない仕事についても勉強する意味があるのか。その疑問はときに学習意欲を左右する重大な問いにもなります。

    こでは生徒たちから「なぜ勉強しなければならないのか?」と問われたときのために、家庭教師だからこそできる答え、人が勉強する意義を考えていきます。

    実社会で学習が役立つ場はたくさんある


    よく実社会で使われない知識の例として挙げられる三角関数ですが、現実には必要な場が数多くあります。

    三角関数は昔から地図の作成に使われる他、服飾や建築物のデザインでも美しい比率を作るために必須です。東京都心のビル建設現場でよく見られる、重い建材を吊り上げる巨大なクレーンも、安全な作業のために三角関数が用いられます。

    現在では日常的に使われるスマホなどの電子機器や3DCGの基本も、三角関数や微積分などです。三角関数はあくまで一例として、実社会での学科の必要性を知ることは、たとえその職業に就かなくとも、社会を理解することにつながります。

    このように自身で教える科目が現実にどう生かされているか、正確な知識を持っている家庭教師が望ましいでしょう。三角関数を教える際に、現在のスマホでゲームや音楽を楽しめるのも三角関数のおかげ、といった説明を交えられる家庭教師なら、生徒の学習意欲を高めることも期待できます。

    現代の東京を題材に歴史から思考力を育む


    社会には数学や科学の知識が必要な職業があることは、生徒にも理解できると思います。では歴史や古文などの必要性はどうでしょうか。

    歴史を学ぶ意義は、過去の流れから現在と未来を知ることだといわれます。東京には数々の史跡があります。身近な史跡を題材に、歴史があって現在の社会がある、ということを教えられる家庭教師は信頼できます。

    同じように古文についても、古い言葉から、現代の日本語の成り立ちをより深く理解することができます。また言葉は時代を映す鏡です。古語を通じて当時の人々の考えや世の中を知ることは、現代と共通する人間や社会の本質を知ることにもつながります。

    学問は理系にせよ文型にせよ、ただ実践的な知識を覚えるだけでなく、それを通じて論理的思考や、過去と現代の社会や人間とのつながりを知ることに意義がある、そう教えられる家庭教師こそ、子供たちの知性を伸ばすことができるといえるでしょう。

    著名人から学ぶ「勉強の意義」


    著名人による「なぜ勉強しなければならないのか?」への答えも子供に教える参考になります。武術研究科の甲野善紀さんは中学生向けの講演で「馬鹿な大人に対抗できるようになるため」と答えています。

    また勉強の意義を説明する本には、福沢諭吉の「学問のすすめ」や吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」があります。学力だけでなく、このような学問の意味についても関心の深い家庭教師は、生徒に学問の意義を教えることができ、暗記や練習問題だけに留まらない、本質的な学力の向上を導くことができます。

    そのような家庭教師を求めるためには、保護者自身が学問の本質を弁えた上で、家庭教師自身の持つ、勉強の意義について質問してみるといいでしょう。

    まとめ

    「なせ勉強しなければならないのか?」という問いへの答えは、生徒に問われるまでもなく、保護者や家庭教師自身もよく考えておくべき事柄です。

    ただ子供を勉強させるためだけの付け焼刃の答えでは、子供は容易く見抜いてしまいます。細かい考え方は人によって異なるでしょうが、勉強とは、本質的に自身がよりよく生きるためのものです。その上で、保護者や家庭教師など、それぞれが考える「勉強の意義」を教えることは、子供たちが自分自身で考え、思考力を高めることにつながります。

    そのためには、まず保護者と家庭教師が話し合って、各自の考える「勉強の意義」について理解しあうことが必要です。