「模試」の受験経験はありますか?東京のあらゆる塾や予備校において、定期的に実施されています。実は家庭教師会社においても、独自の模試を実施していたり、他社と連携して模試を受ける制度が整えられたりしています。
特に志望校合格を目的とするのであれば、模試というものは欠かせません。模試を受ける体制が整っている会社を探すのも、家庭教師を選択する際の1つのチェックポイントとしておかれると良いでしょう。
模試の重要性
1年を通して、東京のあらゆる場所で模試が実施されているといっても過言ではありません。「模試」という名称の括りを外してしまえばその枠はさらに広がります。
例えば、学力テストや志望校判定テストなど、名称も種類も実に様々です。ではなぜこんなにたくさんの試験が開催されているのかと言うと、やはり需要が高く、実際に必要なものだからです。
受験勉強の基本は、苦手をなくしていくことです。特に志望校合格を目的としているのであれば、苦手科目・分野の克服は必須です。ただどういった部分が苦手なのか、意外と自身で把握しきれていないこともあります。それが結果の分析や評価というかたちで明確に知ることが出来るのが模試です。
当然、その結果がすべてではなく正確でないこともあるでしょう。受験日に調子が出なかったということもあるでしょう。しかし本調子が出せなかったことも含めて、1つの経験となるはずです。
家庭教師会社ならではの模試の活かし方
模試を実施している家庭教師会社を選択することにはメリットがあります。それは、模試の結果をもとに授業のカリキュラムを提案してくれることです。予備校など集団塾ではそうはいきません。
全体の傾向をもとに授業を行う場合はあるかもしれませんが、基本的には事前に組まれたカリキュラムに沿って進めていくのが予備校のスタイルですので、個人の結果に適宜対応することは期待できません。
その点家庭教師であれば、間違ってしまった問題の解説に加え、苦手分野の克服のサポートを行ってくれます。模試を受けてその結果に一喜一憂するだけでは意味がありません。結果を分析し、対策を講じることが次の結果へとつながっていくのです。
また家庭教師会社実施であれば、在宅受験を選択できる場合も多く、本人やご家庭の都合に合わせやすいといった利点もあります。
模試と過去問、どちらが大事?
模試の重要性について述べてきましたが、よく受験生が疑問に思われるのが、模試か過去問どちらが大切なのかという点です。当然どちらも大事なのですが、両者の目的は少し異なることを知っておいてください。
過去問で対策し、模試で実践経験を積むと考えると良いでしょう。
過去問に取り組むことで、出題傾向をつかむことができます。そして模試では、解答手順や時間配分のコツを学ぶことができます。受験勉強においては、やはり両者が欠かせないと言えます。
ただもし、受験までに日数が限られている場合、これまでの勉強が不十分だと感じている場合には、過去問を徹底的にやり込むことをおすすめします。またその際も、家庭教師というサポーターがいることで、無駄なく必要な部分のみに絞り込んで取り組むことができるでしょう。
受験対策における家庭教師と模試の必要性まとめ
模試を受けること、その結果をもとに苦手分野の克服に取り組むことは、受験勉強の基本といっても過言ではありません。家庭教師会社でも、実は様々な模試が実施されています。
模試の結果をもとに家庭教師と受験勉強を進めること、さらに過去問に取り組むことは、効率の良い入試対策と言えます。個人の結果に応じて個人的な対策を講じてくれるのは、志望校合格への近道だと考えて良いでしょう。それはやはり、家庭教師ならではの強みによるものだと言えます。