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    東京の家庭教師一覧

  • 家庭教師はデジタル教材とどう向き合うか

    デジタル教材 平成30年に入って、教育現場にデジタル教材を取り入れる動きが一気に加速しました。
    以前から実験校はありましたが、今後は全国の学校に広まっていく可能性が非常に高いです。デジタル教材の導入に伴って、教育現場はどのように変わっていくのでしょうか。そして、家庭教師にはどのような能力が求められるのでしょうか。
    ここでは、デジタル教材というトピックスについて、最新の情報を提供していきます。

    デジタル教科書導入の衝撃と東京の家庭教師

    平成30年2月、政府は学校現場でのデジタル教科書使用を認める閣議決定を行いました。
    これにより、学校では一部の授業について、紙の教科書と同じ内容をデジタル化したデジタル教科書を利用できるほか、発達障害や学習障害のある児童生徒については、全教育課程でデジタル教科書を利用できるようになります。
    実際に学校現場にデジタル教科書が導入されるのは、平成31年からの予定です。

    デジタル教科書の導入に伴い、現場ではデジタル教材とシームレスに使えるデジタル教材の需要が高まると予想されます。先進的な教育で知られる東京では、いち早くデジタル教材の導入が進むでしょう。毎日のように子どもに向き合わなければならない家庭教師にとっては、決して他人事では済まされない大きな教育改革が進もうとしています。

    東京で家庭教師がデジタル情報を教育に取り込む技術

    今の子どもは生まれたときからデジタル機器に囲まれていますから、デジタル情報に対する抵抗もあまりありません。
    問題は、信頼できるデジタル情報にたどり着けるか、そして教育の中でそれを使いこなせるかという大人側の課題になります。

    最近では、無料教育アプリが増えてきているので、家庭教師も容易にそれを流用することができるのですが、情報の信頼性という点では疑問があります。むしろ、書店や家電量販店などが多いという東京の立地を活かして、少し高くても教育専用ソフトウェアを使った方がより質のいい教育ができるでしょう。

    また、当然のことながらデジタル情報を使うにあたっては、機器利用の技術が必要になります。時と場合に応じて、PCやタブレットなど、効果的な機器を選択して取り込めるかが、家庭教師の力量としても問われます。

    デジタル時代にふさわしい家庭教師を東京で見つける方法

    デジタル教材を使うのに最も適しているのは、いわゆる「デジタルネイティブ世代」といわれる若い家庭教師です。彼ら自身がデジタル情報に囲まれて生活してきましたから、よほどのことがない限り抵抗はないはずです。デジタル情報をどのように教育に取り入れていけるか、面談で率直に尋ねてみた方が良いでしょう。

    次に適しているのは、電子工学や情報工学などを学んできている家庭教師です。東京にはこうした分野の大学・大学院が数多くありますから、探すのにそれほど苦労はしないでしょう。

    また、「情報」の教育免許を持っている家庭教師、IT企業勤務歴のある家庭教師など、とにかくデジタル情報に強い人材を発掘する必要があります。親世代にとってデジタル教材は未知の分野ですが、その分を家庭教師の教育によって補っていきたいものです。


    まとめ

    紙からデジタルへ本当に円滑な移行ができるのか、教育現場の模索は続くと思います。
    そのため、子どもには紙とデジタル、両方にバランスよく触れさせる必要があります。
    例えば短編小説一つとっても、紙とデジタル両方で読んでみると、違った感触が得られるかもしれません。
    家庭教師には、こういった柔軟な発想ができる人材を選びたいものです。家庭教師を選ぶ親御さんの力量が問われているとも言えるでしょう。