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  • 理科と社会で差をつける!この2教科こそ、家庭教師を利用したい理由

    理科と社会 理科・社会というと、家庭教師を利用するほどではないとお考えの方が多いかもしれません。確かにこれらは暗記の要素が強いため、お金を払ってまで教えてもらうものじゃないのではと考えるのも理解できます。

    しかしこの2教科の成績が芳しくないために、志望校を断念せざるを得なくなるケースもあります。国語・算数に加えて今は英語ばかりに重きを置きがちですが、特に中学受験を意識しているのであれば、家庭教師を利用してでも、これらをカバーしておくべきでしょう。

    東京の中学入試における理科・社会の位置づけ

    すでに東京の中学受験科目に関する情報をお持ちの方であればあるほど、「やっぱり理科や社会はそんなに頑張らなくてもいいのでは…?」という考えになるかもしれません。

    実際、受験科目として理科・社会が採用されていない学校もあります。また、国語・算数よりも配点が低くなっている学校も少なくありません。ただ知っておいていただきたいのは近年の中学入試の出題傾向についてです。

    「適性検査型入試」というワードを耳にしたことがあるでしょうか。このような名称や取り入れ方については各学校の特色に応じて様々ですが、共通している部分は総合的な知識を問う内容となっている点です。

    教科の垣根を越えて、総合的に知識を応用、考察してさらにそれを表現する能力が求められるのです。そのため当然小学校で習う理科や社会の知識はカバーしておくべきで、逆にここをしっかり固めておけば、ライバルたちとの差がつきやすい部分でもあります。

    やっぱり暗記は必要!それでも家庭教師をおすすめしたい理由


    実際暗記的な問題もあるので学校のテスト程度であれば、付け焼刃の暗記した内容だけである程度点数は取れるでしょう。ただ受験を目標としている場合、またそうでなくとも中学校以降の理科・社会科目を見据えるならば、暗記のみでは全く意味がありません。

    算数の解法のテクニックや国語の読解のテクニックと同様に、理科や社会にも解き方のテクニックが存在しています。この場合の「テクニック」はただ入試を突破するためのという意味合いではなく、本当に理解を深めるための手法ということです。たとえば理科なら、電気回路や食塩水の溶解度等の分野では数学的思考が必要になります。

    社会の場合には与えられた資料や地図をもとに分析する必要があるなど、いずれの教科でも思考力や分析力、そして問題を理解するための読解力も必要となります。その根本には基礎の徹底理解が必要で、さらに家庭教師と理解を深めていくのが有効だというわけです。

    教育費のバランスを考えながら検討すべき

    理科や社会は子どもにとって、中学、高校になるにつれて難易度が上がると感じやすい教科です。

    理科は生物・化学・物理・地学、社会は地理・歴史・政治経済・倫理・公民など分野の区別が出てくるために、一気に苦手意識を持ってしまうケースが少なくありません。その多くが、暗記に頼って基礎の徹底理解を進めてこなかったことが原因としてあります。

    そのためやはり、小学生のうちに家庭教師を利用するなどしてしっかり基礎固めをしておきたいところです。とは言え家庭の経済事情を無視するわけにもいきません。中学受験などまだ明確な目標がない場合には、受講コースに柔軟性のある家庭教師派遣会社を選択しておかれるとよいでしょう。

    テスト前のみ教科を増やせたり、受験コースの料金ですべての教科に対応してくれたりと、最近では各会社で様々なコースが設定されています。本当に子どもにとって必要な教科を考慮して、必要な範囲で家庭教師を利用しましょう。

    まとめ

    保護者だけでなく子ども自身も、なんとなく後回しにしてしまいがちな理科や社会という教科。ただこの2教科は特に、子どもの知的探求心がくすぐられれば、ぐんと伸びやすい教科です。

    暗記問題が多いのも事実ですが、興味を持って自ら掘り下げていくと、むしろわざわざ「暗記」をしなくても知識の組み合わせで自然と記憶につながりやすい教科でもあります。

    しかし学校の授業を受けているだけでは、なかなかそのステップに進むことが難しいものです。そこで、家庭教師の力を借りてみてほしいのです。子どもといかに楽しく学習するか、どう興味を持たせるかがマンツーマン指導である家庭教師の強みだからです。