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    子どもの自己肯定感と家庭教師 自己肯定感の高い子どもほど平均正答率も高い傾向にある、という興味深い意見があります。

    これは平成29年度全国学力テストの結果が公表された際に、文部科学省が発表した内容です。学力テストと併せて実施された児童生徒アンケートの結果に基づいて分析されたものです。

    子どもの自己肯定感を高める、これは単純なようで難しいものです。しかし実はこの「自己肯定感」、家庭教師をうまく活用すれば効果的に高めることができるのです。

    子どもの自己肯定感と学力の関係


    自己肯定感とは、自尊感情、自尊心などとほぼ同義です。研究者によって明確な定義は異なりますが、自分に自信があること、このままの自分に価値があると自分で認められることだと考えると良いでしょう。

    それがどう学力へとつながっていくのでしょうか。自己肯定感や自尊感情が高いと、幸福感、物事に取り組む意欲につながると言われています。これは勉強をする際にも生かせるしくみで、自己肯定感が高いと意欲的に机に向かうことができるというわけです。

    また結果はどうあれ、自分に自信があれば難易度の高い問題にも進んで挑戦することができるのも大きなメリットです。そして様々な問題にチャレンジして成功体験が重なれば、さらに意欲的に学習に取り組むというサイクルが出来上がっていきます。逆に自分に自信がなければ、失敗を恐れたり、そもそもできないと決めつけてしまったりするのです。

    自己肯定感を与えてくれる家庭教師とは


    まず前提として、家庭教師とマンツーマンで学ぶ状況こそが、子どもの自己肯定感を高めやすい環境と言えます。学校や塾では、なかなか先生や講師が子どもにしっかりと向き合う時間がとれません。

    どんなに「良い」教師であっても、物理的に難しいものです。一方家庭教師の場合には、週に数時間であっても、きちんと対面で向き合うので生徒の得意分野や努力の結果をきちんと発見し、認めて誉めてあげる時間が十分にあるはずです。優しく指導するばかりが良いわけではありませんが、生徒の頑張りや工夫に気づき、それを口に出して誉めてあげられる家庭教師が望ましいと言えます。

    子どもの自尊感情を高めるには、「誉めること」に尽きます。ただそこには、「自分のことをちゃんと見てくれている」と感じさせるような誉め方が欠かせません。子どもの様子を観察し、自分でも気づかなかったような子どもの良さを見つけ出せる能力が求められます。

    家庭教師と保護者との相互関係


    幼い頃には毎日でも子どものことを誉めていたという親御さんは少なくないでしょう。一方で子どもの年齢が上がるにつれてその頻度が減少してきたという親御さんも少なくないのではないでしょうか。

    ですが、家庭教師だからこそ子どもを誉めることができるのと同じように、親だからこそ誉めることができる部分も多いはずです。家族・近しい他人の相互から認められることによって、自尊感情はより高まります。

    また、「家庭教師の先生があなたのこんなところを誉めていたよ」といった誉め方も効果的です。保護者から家庭教師への質問となると、どうしても子どもの苦手分野やつまずきを確認しがちです。もちろんそういった面の把握は重要ですが、できればそれだけでなく、その日頑張っていた点やできるようになったことなども積極的に聞き出してください。

    まとめ


    東京では私立中学の人気が上昇傾向にあります。そのため東京など首都圏では受験勉強開始時期の低年齢化が進んでいるとも言われています。そんな中だからこそ、改めて「子どもを誉めること」を意識して行ってもらいたいと考えます。

    ただしそれは、対象が高校生でも同様です。できて当たり前ではなく、できたことに対してきちんと評価を伝えていけば自信につながり、意欲が高まります。

    保護者の立場としては、家庭教師に子どもの良い部分を確認していきましょう。さらに言えば、保護者から聞かなくとも自然と生徒の良い点も報告してくれるような教師が望ましいでしょう。